カーポートの結露防止材「ペフ」ってどういうもの?劣化してきたときの対処法とは?

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カーポートの結露防止材「ペフ」ってどういうもの?劣化してきたときの対処法とは?
その他
2021年7月5日
雨や雪、黄砂などから大切な車を守るためにカーポートは重要な構造です。その中でも、折板カーポート(折板ガレージ・折板屋根と呼ばれることもあります)は、ガルバリウム鋼板という金属板で出来ており耐風圧強度・耐積雪強度が優れています。このため以前から降雪量が多い地域では必需品でしたが、近年は異常気象によってゲリラ豪雨や強力な台風、豪雪地帯ではない場所における大雪などが頻発するようになったため、折板カーポートが様々な場面で使われるようになりました。
しかし、折板カーポートには弱点もあります。部材であるガルバリウム鋼板は熱伝導率が高いため、積雪時に屋根の裏側が結露してしまうのです。屋外の結露というのはあまり馴染みがないようですが、滴が車に垂る場合もあります。
そこで活躍するのが、今回ご紹介するペフと呼ばれる屋外用の断熱材です。このペフがどのようなものか、そのメリットやデメリット、そして費用やメンテナンスの方法について以下で解説します。

結露軽減材「ペフ」とは?

結露軽減材「ペフ」

「ペフ」とは折板カーポートの屋根の内側に取り付けられているスポンジのようなものです。ペフは、断熱・保温・保冷に優れており、ペフを屋根の内側に張り付けることで、結露を軽減してくれています。
このペフがないと、結露した水滴がぽたぽたと下に落ちてくることがあります。結露は垂れるまでいかなくても、屋根の内側に水滴がついてしまって、しみになってしまうことも。この結露を防ぐのが「ペフ」なのです。

 

 

ペフのメリット

折板カーポートの結露は、屋根の上部と下部の温度差によって発生します。長野など寒冷地では、屋根に雪が積もるので主に冬、関東地方などもう少し温暖な場所では春先の朝に結露が生じます。これにより屋根全体にカビが生えてしまったり、車のボンネットやフロントガラスに白い水の落ちた跡がついたりするのです。この模様は水で洗えば消えることが多いですが、車のメンテナンスが大変なのは確かです。
ペフを屋根全体に貼り付けることでこうした結露を防ぐことができます。ペフはポリオレフィンフォームという材料でできたシート状の断熱材です。

ペフ結露を防ぐ

ポリオレフィンフォームは、断熱性はもちろん、非吸水性、軽量で成形が容易であるという特長があるため、屋根の形にフィットさせることで屋根の温度差を解消し、結露するスペースをなくすことができるのです。ペフによる結露防止の効果は絶大であり、折板カーポートの購入の際にペフが付属した製品を薦めるメーカーも多くあります。コストの概算ですが、二台分の駐車場の屋根でペフありとペフなしを比べると5〜6万円ほど差が出るようです。しかしあくまでこれは一般的な値段なので、購入の際に値段はしっかり確認しましょう。

 

 

ペフは劣化が早い?

しかし、残念ながらペフにはデメリットもあります。経年劣化によるダメージに極めて弱いのです。ペフは10年ほどボロボロになってしまう場合がほとんどで、環境条件が悪い場所では5年ほどで使えなくなってしまう場合もあります。
加えて、ペフの寿命を伸ばすためのメンテナンスの方法がほとんどないことも難点です。ペフの劣化の主な原因は、アスファルト等の地面や周囲の建物からの日光の照り返しです。

ペフ劣化剥がれ

こうした反射光に含まれる紫外線を吸収することで、ポリオレフィンフォームの柔軟性が著しく低下し、剥がれ落ちやすくなってしまうのです。この状態で強風が吹くとさらに劣化が進んでしまいます。また、剥がれ落ちると屋根と断熱材に隙間ができてしまうので、そこから結露が生じ、劣化が加速することも多くあります。これらの問題に対しては、屋根を錆びにくくするために行う除雪作業などと異なり、対症療法がありません。折板カーポート自体は錆びにくく頑強なので、20年以上使われることも多いことを考慮に入れると、ペフの劣化はかなり早いと言えるでしょう。実際に、ペフ付きの折板カーポートを持つ人の多くが、ペフの劣化問題と直面しています。

 

剥がれた際の対処法 ― 修理費はいくら?

では、ペフが剥がれてきたとき、どうすれば良いのでしょうか?方法は三つあります。

一つ目は、業者にお願いして屋根を全て取り替えるというものです。実は、古い屋根をそのまま使って、ペフだけ剥がして新しいペフを貼り直す工事はできません。このため、もし新しいペフを使いたいという場合、屋根ごと全て交換しなければならないのです。屋根自体はまだ使えるので、少しもったいないような気もしてしまいますね。この場合、車二台分のカーポートで少なくとも20万円かそれ以上かかってしまうことは覚悟した方が良いでしょう。

二つ目の方法は、ペフを剥がして結露防止材を吹き付けるというものです。この場合、屋根を残したままにできるので、かなり費用を抑えることができます。一般的に、ペフを剥がす作業と再び貼り付ける作業を合わせて、1平方メートルあたり約5000円ほどです。一台分のカーポートの屋根面積が5平方メートルとして25000円、二台分なら10平方メートルとして50000円ほどかかる計算になります。しかし、繰り返しになりますが、張り替え部分の状態によって業者ごとの見積価格は変化するので、具体的な金額はご自身でお確かめに下さい。

もう一つの選択肢は、少々面倒ではありますが、自分でペフを剥がして、「ペフなしの屋根」として利用する方法です。剥がれかかったペフを放置していると、風が強い日に細かく千切れたペフの無数の切れ端がご近所へ飛んで行って迷惑をかけてしまうこともあります。したがって、自分で剥がせる部分だけ剥がすというのも一つの方法です。断熱材を剥がしても屋根自体の強度には全く影響ありませんので、ご安心ください。

結露防止材の吹き付け ペフを剥がす
結露防止材の吹き付け ペフをご自身で剥がす

 

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結局、ペフは付けるべきなの?

ペフを最初からつけるべきかどうかは、今も結論が人によって分かれる問題です。メーカーによっては、剥がれてしまった時の対処の面倒さから、最初からペフなしを薦めることもあるようです。カーポート一方、費用対効果を考えると、決して損ではないとも考えられます。ペフありの屋根の価格がペフなしより6万円余分にかかると考えて、6年もてば結露から守るために年間1万円かけた計算になります。すなわち一ヶ月1000円以下です。10年以上ペフがもてば、さらに一ヶ月500円程度です。こうしたことを考えれば、最初からペフありの折板カーポートを購入するのも選択肢として十分あると思います。

 

 

 

まとめ

結論としては、ペフが費用に見合っているかどうかは購入される方の考え方次第ということになります。結露がどうしても嫌だという場合、ペフは必要になるでしょうし、そこまで気にならないなら、張り替えなどの費用を考えるとペフ無しで検討されることをお勧めします。また、豪雪地帯や風が強いなどの特殊な条件下でなければ折板カーポート以外のカーポート屋根も選択肢として考えられます。
以上様々なことを考慮に入れて、ぜひご検討してみてください。

 

オリバーではペフの剥がれなどによるお悩みをいくつも承っておりますので、気になる方は是非こちらからご相談くださいね。

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