梁と2F床板の間に、かすかに黒ずみが見えます。 
 
部屋の解体をした後に初めて雨が入ってきているとわかりました。 
 
 
原因は少し離れたところにあるベランダです。 
 
ベランダの内側の壁にコケが生えており、水が入っていることは明確でした。 
 
突発のことで、今は何もされないとのことでしたが、、、、 
 
解体してみて初めてわかることが往々にしてあるのがリフォームです。

1部屋の改修です。 
とある事業用の部屋にしたいとのことで、掃出し窓のところに玄関ドアを入れます。

掃出し窓の高さより、少し高めに解体し、 
雨も降ってくると思いますので小庇を先付で取り付けます。

外壁を貼って、防水シール工事を行います。 
 
周辺と同じ色に合わせて塗装すると写真のような感じになります。

外壁工事中、屋根アンテナの大きい方のアンテナが折れてボロボロになっていました。

大きい方はVHFでアナログ放送のアンテナなのでへし折って大丈夫です。

小さい上の方はUHFといって、デジタル放送の受信をしています。

勝手口を、実質的に玄関として利用しているお宅で、このままだと使いにくいのでステップorデッキを造作して欲しいとのこと。

骨組み 
 
水平を見て造作中

仕上げ 
 
フロアを貼ってます。 
排水桝があるところは切り離せるようになっています。

外壁工事に伴ってインターホンの交換をしております。 
 
写真は既存の露出配線で取り付けられたインターホン親機。 
 
電源は下のコンセントから、子機からの線は上から来ています。

工事中ですが、この通り日焼けして色が変わっている部分が見えてきました。 
 
仕様が無い部分です。 
 
なんで前は最初から隠ぺいにしなかったのだろう・・・と思いました。 
 
ただ、出来る場合と出来ない場合があるので、現地確認必要です。

壁の黒色の部分が遮音シート2mmです。 
 
道路の音がうるさく、あまり聞こえないようにしたいとのことですが、遮音シートは中からの音を遮る効果があるため、そとからの音はあまり・・・という商材。 
無いよりはあった方が・・・という気持ちでお勧めしております。 
 
写真のサッシのところに掃出し窓があったのですが、小さくした工事の方が効果が抜群にあります。 
 
3mmの遮音シートを使う予定の現場がありますので、そちらも今後ご紹介できると思います。

ベランダの柱が途中で消えております。。。 
 
外壁から水が入り、木が朽ちてしまった様子です。 
水が入ってから10年以上は経っているのではないでしょうか。 
 
玄関先の柱であり、ベランダも最近使用されていないとのことなので 
生活上不便なくそのまま水が入り放題だったのではないかと思います。 
 
ベランダはもう使用することはありませんが、屋根の絡みがある都合上、 
新しいベランダを作らなければいけませんでした。 
 
「こんなことならベランダなんか作らなかった」という言葉は、私たちリフォームに携わっている者であれば必ず聞きます。 
 
 
ベランダが悪いのではないのですけど、、、ちゃんとした工事、収まり、メンテナンスが必要不可欠です。

交通量が多い道沿いの部屋の内装工事です。 
 
車の通過時の騒音に悩まされ、音の改善を図っております。 
 
以下の工事を計画しております。 
①窓開口部を小さくする 
②壁の構造を変え、音の伝導を抑える 
 
①の窓を1/2以下にしている（居室の場合採光基準を満たさなければいけません） 
ので、窓から伝わる音は、単純に半減です。 
 
②は構造を伝っている音を軽減していますが、気持ち程度です。 
音の伝わりは、家全体に伝わっているので、多少壁を触ったところで変わりません。 
※室内で発生する音に対しては効果があると思います。 
 
あとは地面を伝わる音については抑えきれないので、 
地盤など立地の条件で変わってきます。 
 
 
今回の工事で音が気になら無くなれば、、、と思います。

結論からお伝えすると、製品内の部品交換となると、90%の確率でメーカー修理になります。 
 
今回は30年ほど使用しているトイレの「タンク内に水が溜まらない」というお悩みでした。 
 
 
 
溜まらないのでずっと水が出っぱなしで、止水栓で水を止めるしかない状況。 
 
タンク内に水を流すと、チョロチョロと便器内に水が流れてくる、、、 
タンク下のパッキンがどうやら経年劣化で隙間が出来てしまっています。 
 
 
メーカーに問い合わせると材料はあるとのこと。 
ただし、陶器に影響が出ていると、部材を交換しても直らないかも、、、との注釈付きでした。 
 
 
幸いもう一つトイレがあるのであまり不便はなさそうです。 
メーカーに頼んで直ってくれればよいのですが、、、、

とある1階室内の天井から雨漏れするとのことで、天井点検口から確認。 
 
お客様の方でウレタンを吹き付けてありましたが、逆効果となる可能性があるのでお勧めしません。 
 
とりあえず出来ることは写真のように吸水するものを敷くか、バケツなどで対応します。 
 
 
外を確認しても、特に穴が開いているなどのことはなく、全然わかりません。 
 
まずは雨の経路をたどるため、調査を行います。 
・調査段階でもお金かかること 
・調査範囲によって復旧の金額も増えていくこと 
をご了承いただき、調査開始。

雨漏れしている場所の丁度2階の壁をめくってみます。 
 
写真なくて申し訳ないですが、雨の跡もなく、壁の中も下もとても綺麗でした。 
 
。。。ん～わからない。 
外がサンルームなので、外壁に穴をあけて確認するしか、、、

めくった内壁の、真裏の外壁が一番怪しいので 
叩いて外壁を割ってみましたが、雨の跡はなく。。。。。 
 
この角の反対側も割ってみましたが、雨の跡はなく。。。。 
 
 
これは、屋根からではない！と判明。 
（※屋根にも昇りましたが、特に異常なし）

屋根じゃないなら、次に怪しいヨコ伝いの可能性を探ります。 
 
なんとなく怪しそうなところをめくってみます。 

めくった中にカメラを入れ、1枚目の写真の丁度上を撮りました。 
 
やっと雨の跡を確認。

そんなこんなで、穴を空けまくり、雨の経路を確認。 
 
写真右上に雨樋が見えるかと思いますが、おそらくその辺りが悪さしている部分です。 
 
過去にベランダから雨漏れしており、他社にてサンルーム施工にて雨漏れが一時的に止まりましたが、さらにそのサンルームから雨漏れしているという・・・・ 
 
 
浸水経路や、距離的にまだ近くて助かりました。 
今後は穴ぼこの補修と、サンルームの補修をして雨漏れの様子を見るほかありません。 
 
 
「雨漏れはわからない」と再認識しました。