黒く囲った部分が雨漏れしたところ。1階です。 
 
よく見るとクラック（ヒビ）が入っています 
クラックの根本の上階は陸屋根とサッシの境目。アヤシイ 
 
 
 
調査開始。。。 
 
まずは水をサッシにかけてみる⇒雨漏れせず 
 
さらに上の外壁から水をかけてみる⇒雨漏れせず 
 
左右の外壁に水をかけてみる⇒雨漏れせず 
 
少し角度を変えてサッシに向かって水をかけてみる⇒雨漏れせず。。。。 
 
2階陸屋根から広範囲にかけて水をかけてみる⇒雨漏れ・・・・・せず 
 
 
⇒5/17日大雨警報。⇒雨漏れせず！ 
 
これはもうわからなくなってきました。 
結露？

外壁カバー工事した後のサンルーフ。 
落雪によってポリカが外れ、これを交換するのは大変です。。。 
 
まず外壁を剥がして、サンルーフの枠を外し、ポリカ交換し、また外壁を復旧。 
 
 
こういった注意点も未来予知してお伝えできればプロですね

鉄骨カーポートの雨樋が流れず、オーバーフローしてしまっているのを解消。 
 
手を入れることが出来ず、高圧洗浄機にてキレイにします。

スッキリ 
 
大体雨樋の曲がり部分で詰まっています。 
要確認。

お客様の方で剥がれ落ちそうなペフ（断熱材）を剥がして頂いた状態です。 
 
結構ガッツリやっていただけたので、職人も安心してウレタン断熱を吹き付けさせて頂きました。

施工後の写真がコチラです 
 
ピンクっぽいですが、色は後々落ち着いていくとのこと 
 
 
すごい綺麗になりました。 
 
カーポートではないですが、この納屋でお洗濯ものなど干されるとき、 
結露水が垂れてきていたとのことなので、 
これで気兼ねなく干すことができそうです。

3年前のある日。 
トイレを新しく交換しましたとさ 
 
3年後のある日。 
トイレのタンク内の水が止まらずに流れっぱなしになりました。 
 

パカッと開けると 
何やら黒いかたまり・・・・ 
 
浮きの上げ下げでタンク内の水を調整しているのですが 
その根元が怪しそう

分解してきれいに掃除すると、元通り浮きが機能してくれ、水もしっかり止まってくれるようになりました。 
 
 
 
 
 
 
さて、問題は何かというと、「水質」です。 
 
このおうちは井戸水でした。 
 
地域によって水質が違う井戸水は、上水道に比べ、不純物が多く 
精密な部分が多い現代の設備にとっては厄介なものです。 
 
 
出来ることなら、和式から洋式にする際は上下水道とも工事することをおすすめしないと 
このような事態になります。

自分の現場で「雨漏りしてるんだけど・・・」と相談されると 
 
建築業界で働く人たちは冷や汗をかくぐらいビビリ上がるのではないかと思っています。酒井です。 
 
 
それぐらい雨漏りは一筋縄でいかない場合は、とことんわかりません。 
 
屋根に上っても外壁を見てもわからなかったので、 
今回は調査のために室内天井をめくります。 
 
どうか雨の跡がわかりますように・・・

タイトルの通り、どうしましょう・・・と考える記事です。 
 
安く工事を済ませるには電気系統はそのままです。 
電管や保安器など、樹脂の部分は”外壁”ではなく、”付帯物”になります。 
 
もし脱着しない場合、外壁と接触している部分は塗れないのでそのままです。 
仮に将来的に外したときに跡が見えてくることになります。 
 
でも外すことってあるんでしょうか・・・？ 
 
う～んわからない 
 
時代の流れが速いので、新しい電気系統の配線が増えたときには交換？外してしまうこともあるかもしれません。 
例えば地デジなど 
 
今ではアンテナを屋根の上に設置しているお宅の方が少ないぐらいです。 
 
でももう外すこともないのかも・・・ 
そしたら無駄な工事になるのか、どうなのか、 
 
備えあれば憂いなし　か 
水の泡　か

破風板を板金で巻く工事が存在します。 
 
新築時は予算重視で 窯業系,木系の破風板を採用することが多いのですが、 
やっぱり10年、20年と経つと劣化してきます。 
 
もちろん塗装出来ますが、表面が崩れてきていると塗装ではカバーできなくなってきます。 
 
そうなってくると板金で巻くか、破風板そのものを張り替えて交換するか 
ということになります。 
 
 
外壁や屋根に目が行きがちな塗装ですが、 
意外とデリケートな部分です。

本日は外壁塗装/塗料について勉強会をしました。 
 
まだ塗料のことについて何もわからない新人2人と私酒井 
色々お話をお聞きしました。 
 
 
その中でも衝撃的だったことが一つ。 
 
「シーリング目地の上に塗装はNG」 
 
しかも全塗料メーカーそのようです。 
 
 
私たちはさも当然のように上から塗っています。 
どの塗装屋さんも9割方塗っている。。。そうです。 
 
基本的には塗装を行ったあと、シーリングを同系色で打ち替え/増し打ちとなると教えて頂きました。 
 
それはなぜなのかというと 
シーリングを打ったあとに塗装をすると、シーリングの経年劣化により”可塑剤”が表面に出てこようとする 
↓ 
塗膜が可塑剤の影響を受け、柔らかくなる 
↓ 
汚れが付着しやすくなり、塗膜の劣化に繋がる 
 
というピタゴラスイッチ 
 
でも安心してください。 
 
 
可塑剤が含まれないシーリング材が存在します。 
それがオートン化学の「イクシード」という商品です。 
 
わが社はこのコーキングを使用して塗装をしているので可塑剤の影響を受けません。 
 
また、可塑剤が含まれていても良い下塗り材も教えてもらいました 
新商品らしいですが、なかなか良さそうな塗料でしたので今度の提案に盛り込みたいと思いました。

和風住宅のお悩みランキング4位ぐらいに入ってくる「ネズミ被害」 
 
冬場は暖かさを求めて天井裏にやってきます。 
 
ネズミ被害から家を守る方法は大きく分けて2つあります。 
 
①家に入らせない 
②ネズミを駆除する 
 
① 
家に入れるスキマをなくします。 
例えば基礎に空いている通風口、基礎と外壁の間の隙間、換気口、などなど 
考えられる場所を徹底的に洗い出し、一つ一つつぶしていくことで解決に向かいます。 
 
昭和以前の建築様式で建てられた住宅は通気を取ることを基本としているので 
なかなか難しい問題であります。 
 
② 
”駆除”は薬を使います。 
写真のピンクの薬が見えると思いますが、そちらです。 
 
食べたらすぐに駆除されるということではなく、巣に持ち帰り、巣の中のネズミたちも駆除されることになるものです。 
 
しかし、寄せ付けなくなるという薬はなく、こういった方法で駆除するしか他無いので、ネズミは寄ってきます。 
その辺りにいるネズミの数も半端な数字ではなく、何万、何十万といます。 
 
つまり・・・ 
 
ネズミ駆除は　難しい　ということです。。。 
 
 
昔はいなかったのかというと居たと思います。 
 
ですが、本当の昔は囲炉裏があって天井はありませんでした。 
天井が出来始めたのがおそらく近世で、 
石油が使われ始めたのが産業革命以降の近代なので、ここ200年の内に出てきた日本住宅の悩みの一つだと思います。 
 
現代の住宅はスキマを作りませんので、ネズミはほとんど入って来ません。 
もしかすると、将来的には無くなる悩みの一つなのかも・・・・