リフォームコラム

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キッチンのワークトップはどれがいい?素材別に徹底比較!
水廻り
2021年10月6日
家の中でリフォームしたい場所はどこか、というアンケートで第一位はキッチンです。
これは男女別ランキングでも変わらず、キッチンは人気で第一位です。
それほどにキッチンのリフォームは、望む方が多いという事がわかります。
それではキッチンのリフォームをするに当たり、天板部分のワークトップと呼ばれるパーツについてこの記事では解説していきます。
システムキッチンでは天板部分をワークトップと呼びます。
ワークトップには水栓やボウル、ビルトインコンロなどが組み込まれ、キッチンの天板が一体となるようデザインされます。
そのワークトップの素材は様々で、素材ごとに特徴も変わります。
またお手入れ方法や価格の違い、デザインや意匠の違いについてお伝えしていきます。
キッチンのリフォームを検討される際は、是非お役立て下さい。

ワークトップ素材ごとの特徴を紹介

ここではワークトップの素材ごとの、特徴をお伝えしていきます。

ワークトップはキッチンの顔と言っても過言ではありません。

そのワークトップを決める際に、素材の違いによってどう変わるのかをお伝えします。

一般的な素材から、少し個性的な素材まで広く紹介します。

 

王道のステンレスで機能性抜群
stainless

クリナップ ステディア

キッチンのワークトップ素材として、代表的なものとしてステンレスがあります。

ステンレスは医療現場でも使用される素材で、非常に衛生的だからです。

そしてステンレスは金属の中でもサビに強い素材のため、水廻りに使用することができます。

金属ですので壊れにくいですが、硬いものや尖ったもので傷がつきやすいです。

ステンレスはデザイン性がイマイチと思っている方も多いと思いますが、TOYOKITCHENやクリナップのS.S.シリーズは非常にクオリティの高いデザインを兼ねています。

しかも機能性もかなり高いものになっているので、検討してみて下さい。

 

手軽に美しさを求めるなら人造大理石
jinzodairiseki

タカラスタンダード レミュー

システムキッチンのオプションパーツとして人気が高いものとして、人造大理石ワークトップがあります。人造大理石とは、アクリル系の樹脂素材で加工された大理石調のワークトップです。

衛生感のあるホワイトカラーが人気で、キッチン廻りを白系でコーディネートするのに良く合います。国内各社のワークトップにオプションで用意されているので、お手軽なのも良いところです。

人造大理石は耐熱性能があまり高くないので、温度の高い鍋などを直接乗せるはやめたほうが良いです。また強度もやや弱く、重量のあるものを落下させると割れることがあるので注意が必要です。

 

キッチンに透明感を与えてくれるクリスタル
crystal

TOTO クラッソ

すりガラスのような仕上げで、滑らかな手触りのカウンタートップ。やわらかな輝きが、空間を明るく魅力的に演出します。また、汚れを放置してもシミになりにくく、簡単なお手入れでキッチンの“きれい”を保ちます。しつこい汚れや擦り傷も磨いて落とせ、クリスタルの美しさが長持ちします。また、非常に熱に強い素材で作られているので、うっかり熱いプレートを置いてしまっても安心です。

 

耐熱性の高いセラミックは高耐久性能
ceramic

クリナップ セントロ

セラミックのワークトップは高温の鍋などを直接置いても問題ないほど、熱への耐久性が強く傷にも強い素材です。

その傷つきにくいことから、まな板を使用しないで調理することも可能になります。

ガラスや陶器のように高温形成されており、その佇まいは高級感が漂います。

価格も高価であることからまだあまり普及してない素材になります。

ハイエンドモデルなキッチンを求められる方にはピッタリではないでしょうか。

 

天然石の高級感があるクォーツストーン
quartzstone

タカラスタンダード レミュー

クォーツストーンとは水晶を粉砕して、樹脂で固めて加工したワークトップです。

これも人造大理石の一種ですが、天然石や水晶を使用しているためアクリル素材とは価格が大きく変わります。もちろん耐久性などは大きく上がります。

しかし重量がかなり重くなりますので、サイズにより設置に際しては床組の補強が必要な場合があります。これはクォーツストーンだけでなく天然石でも同様です。

強度が高く傷もつきにくいため、長く使用することが出来るうえ衛生的にも優れています。

天然石のようなその意匠は高級感も高くなります。

 

素材による選び方のポイントとは

🔴 耐熱性

キッチンという限られたスペースで調理を効率よく行うために必要なのは、フライパンなどの調理器具を気軽にワークトップに置けるかという耐熱性能です。

アクリル人造大理石のワークトップでは鍋敷きの上に置くなどの対策が必要になります。

セラミックやタイル・天然石などの素材では熱耐性が高いため、温度の高い調理器具でも気軽に置いて調理を進めることが出来ます。

 

🔴 耐久性

アクリルやポリエステル系の人造大理石では、長期的な経年変化により色合いの変化が見られることがあります。また木製ワークトップでは定期的な補修が必要になります。

ステンレスでは破損しなくとも傷が入りやすいため、劣化しやすいと言えます。

またタイルのワークトップでは目地に汚れがついたりカビが発生したりするので、マメなお手入れが必要になります。

メラミントップでは、メラミン化粧板ではなく貼り合わせた合板によっては反りなどの狂いが発生する場合があるため注意が必要です。

 

🔴 耐水性

一体成型のワークトップでは、水の侵食ということは発生しにくいと言えます。

しかしタイル目地の破損、ステンレスにおいてはもらいサビによるサビの発生などから水の侵食を受ける場合があります。

また調味料などを零した際の拭き取りのしやすさなども、素材により変わります。

天然石やセラミックのワークトップでは、そういった水の染み込みやニオイ移りなどの心配が少なくなります。

 

🔴 メンテナンス性

アクリルやポリエステル系の人造大理石の経年変化による変色は、メンテナンスしていても回避することは難しいです。しかし天然石やセラミックのワークトップであれば、衛生的に保つことで非常に長く使用することが出来ます。

一方で木材のワークトップでは、手間ではありますがこまめなメンテナンスが不可欠となります。

またタイルワークトップでも目地のお手入れが必要になります。

またどの素材のワークトップでも言えることとして、ワークトップと壁面との隙間を埋めるシール材や水栓器具廻りについてはお手入れが必要となります。放っておくとカビや劣化の原因となりますので注意が必要です。

 

 

ワークトップ素材の違いによるメリットとデメリット

🔵  手触りと意匠

素材の違いによりその手触りは様々です。

意匠によるコーディネートも家の印象に関わる重要なファクターですが、毎日の生活で食事を作る大切な場所ですからその手触りにも拘ってみて頂きたいところです。

素材ごとの意匠の違いによる感触の違いを感じてほしいと思います。

ショールームなどで実際に触れて感じて、体感してから決めていただきたいと思います。

 

🔵  素材による温度

素材が変わることによる大きな変化として、素材の温度の違いがあります。

天然石素材と金属素材では内包する温度や、放熱性が変わります。

それは触れる人の感触の感性にもよるものです。

日々触れるものですから、その冷たさ暖かさを実際にショールームなどで体験してから決めることを強くおすすめします。

 

🔵  長期的な使用による劣化

ステンレスは長く使うことが出来る素材ですが、傷が入り経年変化していきます。

その変化を劣化と捉えるのか熟成と捉えるのかにより、愛着も変わります。

またポリエステル系のワークトップでは変色が起こることで、同様のことが言えます。

こうした長期的な変化や劣化の見込みを、視野に入れた計画とすることでそのキッチンに対する愛情もまた大きく変わるのではないでしょうか。

 

🔵  コスト

天然石ワークトップやセラミックのワークトップはコストが非常にかかります。

またステンレスにおいてもTOYOKITCHENや、その他メーカーでもハイエンドモデルのキッチンではそのコストは跳ね上がります。

またキッチンをリフォームした場合、電子レンジやオーブンなど周辺調理器具を新調したいと考える方も多いです。そうしたトータルのコストを合わせた計画が必要です。

 

🔵  重量

キッチンやワークトップの素材による違いとして、その重量を考える必要があります。

素材重量を支える床組を補強する必要が出る場合があるからです。

またキッチンは床が痛みやすい場所でもあるため、キッチンリフォームの際には床や壁を補修する必要がある場合があることを念頭に入れておくほうが良いでしょう。

 

🔵  DIY

キッチンをDIYしたいと考える方も近年増えています。

低価格のシステムキッチンを販売している家具店なども増えたため、以前より手軽になりつつあるといえるでしょう。

DIYではタイルやメラミン化粧板などを使って、個性的なキッチンにすることも出来ます。

 

 

まとめ

キッチンは日々の生活の中でも、食事という生命活動に直結する場所です。

この場所をより良くしたいという考えは、すべての人にある願いです。

しかし何が良いと感じるのかは、個人の感性により大きく違いがあります。

すべての人にいいと感じられるキッチンはありません。

皆さまのより良い食事と生活を支えるキッチンの選定に、このワークトップ記事がお役に立てたなら幸いです。

kazoku

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