小上がり和室の最適な広さとは?メリットデメリットを知ろう!

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小上がり和室の最適な広さとは?メリットデメリットを知ろう!
内装
2022年10月17日
リビングの一角に小上がりの和室をもうけるのが最近人気のレイアウトです。小上がりの和室があると、空間にメリハリができて見た目もおしゃれに。他にも家での過ごし方にバリエーションが増えて家族みんなが楽しめるようになるなど、たくさんのメリットがあります。そんな小上がりの和室は新築だけでなく、リフォームでも実現できるのをご存知でしたか。この記事では小上がりの特徴から、必要な広さがどのくらいか、そしてリフォームで作る場合のポイントまで、詳しく紹介します。イメージがつきにくい小上がりを造作するリフォームの参考にしてくださいね。

小上がりとはどういったスペースのこと?

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まずは小上がりがどういったスペースなのかを確認しましょう。

 

 段差のある空間を部屋の一部につくること

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小上がりとは、室内の一部に段差のある空間をつくることです。床に段差をつけることで、同じ部屋でありながら別空間をつくれるので、お部屋にメリハリが生まれます。別空間としてのスペースなので畳を敷いて和室として使用するのが人気ですよ。和室を1部屋つくるよりもコンパクトなスペースで小上がりはつくれます。リビングの一角だけど、床の段差によりリビングとは別空間が生まれる。そんな特徴が小上がりにはあります。

 

 小上がりのメリット

小上がりの主なメリットを3つ紹介します。

 

  一部屋で空間を分けられる

ひとつの部屋の中で、小上がりのスペースとその他のスペースで空間を分けることができます。一部屋に2つの異なる空間があると、使い方に変化が生まれリビングが楽しい空間に。たとえばメインのスペースと小上がりのスペースでインテリアのテイストを変化させれば、暮らしにメリハリが生まれます。また家族の中でテレビを鑑賞する人、パソコンで作業をする人それぞれのスペースを確保することができます。同じ空間で家族の存在を感じながらもそれぞれの時間を過ごす。そんな使い方ができるのが小上がりのメリットです。

 

  掘りごたつのように座れる

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小上がりは床の段差を他のスペースより高くしているため、掘りごたつのようにテーブルの下部を一段低くすることができます。座卓のようにスペースの中心を掘り下げるケースもありますし、カウンターデスクを設置し、その下を掘り下げるケースもおすすめです。小上がりの和室をワークスペースとして快適に使用できますね。

 

  段差部に収納スペースができる

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小上がりの床下を収納スペースにもできます。小上がりの床下はデットスペース。その部分を有効に活用できるとうれしいですよね。使い勝手が良いのは、引き出しタイプの収納です。他にも畳をフタのように持ち上げて収納することも可能です。貴重な収納スペースを上手に活用できるよう、物の出し入れがしやすいかどうかも考えてプランニングしてくださいね。

 

 小上がりのデメリット

小上がりのデメリットも知っておきましょう。

 

  バリアフリーでなくなる

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床に段差ができるので、バリアフリーの住宅環境ではありません。高齢者や赤ちゃん、ペットなどが家族にいる場合、思わぬ事故につながらないかを考えましょう。

 

  床が上がる分、天井が低くなる

小上がりスペースは床が上がる分だけ、天井が低くなります。天井が低い分落ち着くと感じる場合もありますが、圧迫感を与える場合も。もともとリビングの天井がそんなに高くない場合には注意が必要です。

 

  お掃除ロボットが困難

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家事のお助けアイテム、お掃除ロボットは小上がりの段差を乗り越えられません。そのため、小上がり部分は手動で掃除する必要があります。お掃除ロボットの便利さに慣れてしまうと、少々掃除の手間がかかることは考慮してください。

 

小上がりの広さと用途を考えよう

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小上がりの最低な広さはどのくらいかを考えてみましょう。3畳、4.5畳、6畳それぞれの広さ別におすすめの使用シーンを紹介します。

 

 3畳で作る小上がり空間

3畳間と聞くと、ものすごく狭い印象があるかもしれません。しかし小上がりの3畳は間仕切り壁がないため意外にも開放的に感じます。そんな3畳のスペースではカウンタータイプのデスクを置き、ワークスペースにするのがおすすめです。カウンターデスクは奥行きがスリムなので圧迫感がなく、スペースを広々と使用できますよ。

 

 4.5畳で作る小上がり空間

4.5畳のスペースがあれば、布団を2枚敷くことが可能です。来客の対応や、子供のお昼寝スペースとして使用ができます。固定の収納家具などを置かずにフレキシブルなスペースにしておくのがおすすめです。暮らしの中のさまざまなシーンに応じて有効活用できる小上がりスペースには4.5畳の広さが快適です。

 

 6畳で作る小上がり空間

6畳のスペースは居室としても十分な広さ。6畳の小上がりに可動式の間仕切りをつければ独立した和室として使用できます。将来子供部屋がほしい、趣味の部屋が欲しいとなった場合があるかもしれません。そういった場合、リビングの一角としての小上がりが、時には独立した部屋にできます。そんな使用シーンを考える場合は、6畳くらいの広さがあるといいですね。

 

リフォームで作る小上がりのポイント

小上がりはリフォームでも取り入れることが可能です。リフォームするときのポイントをおさえておきましょう。

 

 掃き出し窓と重ならないか

リビングに掃き出し窓がある場合、小上がりを作るスペースと干渉しないか注意しましょう。床が1段高くなるため、掃き出し窓と小上がりスペースが重なると、外部への出入りが難しくなります。戸建てリフォームで窓を交換するのは可能ですが、大掛かりな工事が必要となります。リフォームでは掃き出し窓に接しない部分に小上がりを造作しましょう。

 

 天井高は確保されているか

小上がり部分の天井高がきちんと確保されているか確認しましょう。小上がりスペースはリビングよりも床が上がる分、天井が低くなります。小上がり部分の天井高が210㎝以下だとかなり圧迫感があります。天井高が確保できない場合は、床の段差を低くするのがおすすめです。

 

 便利なユニットを使用してみよう

小上がりを造作でつくることも可能ですが、便利な畳ユニットを使用すればお手軽です。畳ユニットは価格をおさえられ、工期も短縮できるというメリットがあります。収納引き出しがついている商品もありますよ。代表的な商品にPanasonicの「畳が丘」やダイケンの「ミセル」などがあります。

 

まとめ

小上がりをリフォームで作るときの注意点やポイントがイメージできましたでしょうか。お家の中が旅館のような雰囲気になったり、秘密基地ができたりなど、楽しい空間に変化できるのが小上がりの醍醐味です。3畳位のスペースでも作れますし、ユニットを使用すれば費用もおさえられます。リビングをリフォームする際には、小上がりの和室を作ってみてはいかがでしょうか。

 

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