国の在り方を考える

国の在り方を考える
2012年2月25日 (土)



飛行機の中でこんな本を読みました。
昨年くらいから、国家破産論について関心が出て、金融や経済関連本をかなり読み漁りましたが
正しいかどうかは別として、この本ほど客観的に今の日本を説き、恐怖をあおるわけではなく、
どうあるべきかを具体的に示している本はないのではないかと思うくらいに気持ちがすっきりしました。
この手の話題になると、大きく偏っていたり、恐怖をあおるものばかりですからね。
生まれた時から誰しも何の不自由なく暮らしてきました。
ですから、幸福な世の中に慣れきった私たちは、幸福でいることを「権利」であるかのように錯覚
しているのかもしれません。
国家も国民も身の丈以上の暮らしを続けていますがジェームススキナー氏のいう通り、
搾取ありきの生活など長続きするわけもなく、デフォルトが待っていることに疑いを感じません。
まさに政治家や官僚が知られたくない事実であり、考え方であると思います。
皆さんもぜひ、ご一読ください。
個人的にはどの道痛みを伴うのであれば、早いほうがいいと思います。
私たちの愛する国家である日本が破たんする前に。
震災の時にあれだけ一つになれた日本人ですから、この大きな迫りくる危機に立ち上がらければ
いけません。
私は頭が悪いので政治家にも官僚にも革命家にもなれませんが、成長を続ける平等で正しい世の中に
なることを願うばかりです。