正しく成長していくことが大切

正しく成長していくことが大切
2013年1月26日 (土)



久しぶりに今の経営者としての自分を作るにあたり様々に指導いただいた師匠の
勉強会に参加して気づきがありました。
私は起業してから会社がある程度の態を成すまで
周りの全てのものに対して「追いつけ追い越せ!」という物凄い上昇意識で無我夢中にやってきた。
今から振り返っても物凄いパワーが必要でした。
金なし知名度なし信用なしというゼロからのスタートですから当たり前のことでしょう。
もちろん、これからのオリバーの目標に向かって突き進むためには内容は違えど、
強い上昇意欲を持って突き進まねばなりません。
しかし、会社の成長や発展の仕方にも成長の仕方、発展の仕方が大切と思います。
いわゆる勝ち方ですね!
自分たちの商売の商圏においても、他社の仕事を何でもかんでも「ぶんどる」形で仕事をしても
お客様からも同業者からも誹謗中傷を受けるでしょう。
ですから「ぶんどる」ようなイメージよりも「選ばれる」ようにならねばいけない。
昨今会社の信用というものは一瞬にしてなくなります。
真面目にコツコツと積み重ねた年月が少なければ尚のことでしょう。
先日、初めて伊勢神宮に参拝に行ってきましたがその際に神宮への参道で「赤福」へ立ち寄りました。
他の店と群を抜く行列がありました。
しばらく前に一時マスコミに報道された際には大変なことだと思いましたが、赤福のブランドは今も
選ばれる老舗メーカーであり求められる名店でした。
私も27歳で起業した際は若手経営者と呼ばれましたが、10年以上事業をしてやっと分かってきましたが
目先の売り上げを追っているうちは業績は上がっていても成長しているわけではない。
正しく地道な営みの繰り返しを続ける中で少しずづ会社も社員も成長していくものだと。
市場の中でも、いいものは選ばれよくないものは淘汰される。
住宅業界においては3年くらいのペースで優劣が見えてくる。短期的に奇抜な戦術でうまく当てることは
可能でも3年~5年も当て続けることは難しい。
3年後に選ばれる企業として正しく成長していく道を目指さねばなりません。
戦うべきは競合他社ではなく、未熟な自分たち自身である。
「売っている」うちはまだまだ未熟。
リフォームをするならばオリバーにお願いしたい!とお客様に思われるような、「売れる」状態が
理想です。
私と同様に、沢山の若い社員にも想いを共有し正しい成長をするための自己訓練に努めてほしい。