雨漏り止めはプロの仕事

雨漏り止めはプロの仕事
2010年11月8日 (月)



屋根から雨漏りがするということで屋根に登ってみましたが、登ってみると1発で判明。
瓦が何枚かずれ落ちて下地が見えています。
古い家の屋根は瓦の下に防水シートが入っておらず、ベニヤの貼りっぱなしです。
大雨の時などは多少なりとも水は入るのですが、これじゃあ、もろですわ。
ベランダも雨漏り。
お客様ご自身が悪徳業者にひっっかかったと言っていらっしゃったが、確かに・・・。
排水のドレンの端末の処理が何もされていません。
防水工事は端末処理が要です。
シートの端末もただの貼りっぱなし・・・。
絶句です。
仕上がった時はどんな工事でも綺麗に見えるものですが、外装リフォームは何年もつかが大事。
オリバーでも過去に工事させていただいた現場で、定期的に不具合が発生したり、メンテナンスに
お伺いしたりとしていますが、これで正しいというものはないですね。
定期的に自分たちの工事を否定して、より良いものにカスタマイズしていく必要を
感じます。
真面目に一生懸命にやっていても、年数が経過するごとに問題が発生したりすることも
工事では良くありますので、アフターサービス、メンテナンスなどの対応も会社としての
責任が付いて回りますね。
私たち工事業者は中長期先を考えてお客様と長くお付き合いしていかねばいけません。
リフォーム業界、住宅業界が不況を理由に、コストダウンの末品質低下に向かっていかないように
気をつけていかねばいけませんね。
【今日の気づき】
悪徳業者だけが悪いわけではなく、建設業界のシステムに問題がある