滑りやすいお風呂の床はリフォームで解決!浴室専用床シート「あんから」とは?

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滑りやすいお風呂の床はリフォームで解決!浴室専用床シート「あんから」とは?
水廻り
2022年4月11日
お風呂の滑りやすく、冷たい床をリフォームしたいと思いませんか?
お風呂をリフォームしたいが、そこまで予算はかけられない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
浴室の床は滑りやすかったり、冬場のヒヤッとする冷たさが嫌ですよね。
特に高齢者の家庭内事故は年々増加しており、転倒事故はその80%にもなります。
浴室は転倒しやすく家の中でも危険な場所でもあるのです。
今回はそんなお悩みを解決する浴室用床シート「あんから」を紹介します。

浴室床「あんから」とは?

「あんから」とはフクビ化学工業が2年間もの期間をかけて開発した浴室用床シートです。
その特徴やどのような機能や性能があるのか見ていきましょう。

 

あんから の施工事例はこちらから>>

 

 

 「あんから」の特徴

浴室用床シート あんから「あんから」の特徴は滑りにくく柔らかい素材で作られている点です。
従来のタイルの浴室の床は硬くて滑りやすいという危険がひそんでいます。
そのため、足を滑らせて転倒すれば骨折や扉が割れて怪我をしてしまう可能性も出てきます。
浴室は高齢者にとって特に危険を伴う場所です。
万が一倒れたとしても床が柔らかい素材だとダメージが少なくてすみます。
磁器タイルと比較すると「あんから」は23%柔らかくなっており、衝撃を吸収するため大きな事故を防止してくれます。
また冬場は床の冷たさが軽減され、ヒートショックの原因である血圧の変動も和らげることができるでしょう。
「あんから」は断熱性が高く人に優しい床シートで高齢者や小さなお子様を怪我から守る安全安心な浴室床シートです。

 

 

 「あんから」の機能・性能

機能性能「あんから」は、発泡軟質塩化ビニル樹脂と軟質塩化ビニル樹脂の間にガラス不織布を挟んだ厚さ約4mm程度のシートです。
衝撃吸収に優れた発泡層を基材に採用し衝撃を緩和します。
表面は水はけをよくするために研究されたエンボス加工が、水をさらりと流してくれる構造になっています。
そのエンボス加工は水はけだけではなく、滑りにくい表面加工も施されているのです。
表面は水はけを良くするために研究されたエンボス加工が、万が一の転倒時にも衝撃を和らげ、致命的な事故につながるのを防止することができます。
また発泡軟質塩化ビニル樹脂が、断熱効果を高めています。
そのため、足裏の熱が奪われにくくヒヤッとした感触がありません。
磁器タイルの床と比較しても接触した際の足裏温度は、サーモグラフィーで見ると磁器タイルは青色と低く「あんから」施工後は赤色と足裏の温度変化は見られませんでした。
このように「あんから」はあらゆる機能が兼ね備えている性能の高い製品といえます。

 

 

 

「あんから」のメリット・デメリット

浴室床シートの「あんから」を施工するメリットとデメリットを紹介します。

 

 メリット① 転倒を防止する

「あんから」には、メリットが大きく分けて3つあります。

転倒防止「あんから」を施工するメリットは転倒防止に役立つことです。
浴室内では床が水で濡れていたり、シャンプーやボディーソープなど滑りやすいものをたくさん使用します。
浴室の床がタイルや硬く水はけの悪い材質だと、より滑りやすい環境になります。
足の悪い高齢者や元気で小さな子供は、転倒するリスクが高いため非常に危険です。
「あんから」を使用すれば、転倒のリスクも下がります。
「あんから」独自の滑りにくいエンボス加工によって、転倒を防止し水はけもよくなるように工夫されています。
高齢者の浴室での転倒事故を少なくするために効果のある床シートといえるでしょう。

 

 

 

 メリット② 衝撃を吸収する

衝撃を吸収「あんから」のメリットは感触が柔らかく衝撃を吸収することです。
人が万が一転倒したとしても磁器タイルの衝撃に比べると、はるかに怪我や骨折などのリスクを軽減できます。
転倒すると腰や腕、滑ってしまうと後頭部など危険性の高い部分を強打してしまいます。
よくある事例として高齢者では、腕や腰、大腿骨などを骨折するとそのまま歩行が困難になり、車椅子生活になる場合も少なくありません。

また、後頭部の強打で脳震盪や脳内出血など命の危険にさらされることもあります。
浴槽の角で頭を打って出血したり、ドアの樹脂ガラスを突き破って何針も縫合した例もあります。
入浴は一人で入ることが多いので、転倒に気が付かない場合もあり注意が必要です。
そのように考えると転倒していても気づかないことで、手当が遅れる可能性もあるのです。

床の硬さ試験他には膝の悪い高齢者にとっても歩行する際に、足裏で衝撃を吸収してくれるので膝にも優しい床シートといえます。
膝の痛みが多い高齢者にもおすすめの製品です。
高齢者や子供たちが転倒したとしても怪我なく過ごすには、この「あんから」は非常に役立つのではないでしょうか。

 

 

 メリット③ 断熱効果がある

断熱効果「あんから」のメリットは断熱効果がある点です。
冷たさを伝えにくい素材を使用しているため、断熱効果が高く足裏の熱を逃さない特徴があります。
シートのベースになっている発泡軟質ビニル樹脂は、スポンジや発泡スチロールのような空気層が存在するため下からの冷たい空気を伝えにくくします。
そのため冬場にヒヤッとする足裏の嫌な感触がないのです。
真冬などは浴槽から洗い場に上がる際に、床が冷たくお湯を流してから外に出ることもありますが、「あんから」があれば冷たさを感じません。
浴室の床に断熱効果があるのは、冬の快適なバスタイムを過ごすメリットの一つではないでしょうか。

 

 

 デメリット

デメリット「あんから」のデメリットは重い物や車輪のしごき傷などで、凹みや剥離してしまうことです。
柔らかさをメリットとしている反面、強い力での引きずり傷や先のとがった鋭利な部分が床に刺さると破損してしまいます。
また重量物など置きっぱなしにしていると、凹みが取れにくくなることもあります。
どうしても重量物にも対応したい場合は、ペディシートという製品があり、寝たきりの方の入浴でキャスター付きの特殊浴槽にも対応しています。

 

 

 

 

「あんから」の施工費用の相場

施工費用相場「あんから」の施工費用の相場は、通常の1坪タイプの浴室で約10万円程度です。
内容はタイルの上からの重ね貼りで、工期の目安が1日ですが接着剤養生期間が必要なため2日は浴室が使用できなくなります。
毎日お風呂に入りたい人は、銭湯などで賄うことが必要です。
施工前には、浴室の掃除を十分にしておきましょう。
 

 

 

 

まとめ

あんからシート浴室がタイル貼りの床の場合、転倒した時の怪我のリスクや冬の冷たい床はヒートショックの要因にもなりかねません。
費用を抑えて快適な入浴と怪我のリスクを回避できる、家族を守る素晴らしい浴室シートといえます。
家族に高齢者や小さな子供がいる場合は、安全で安心な「あんから」を施工してみるのもよいのではないでしょうか。

 

 

 

 

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