食洗機はスライドオープンとフロントオープンどちらがいいの?徹底比較!

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食洗機はスライドオープンとフロントオープンどちらがいいの?徹底比較!
水廻り
2021年11月22日
食洗機は、毎日の家事を楽にしてくれるキッチンには欠かせない設備の一つです。
各メーカーから様々なタイプの食洗機が販売されていますが、どれを選べば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
また、食洗機には大きく分けると、スライドオープンとフロントオープンの2つのタイプに分類されます。
今回は、その2つのタイプのどちらが良いのか、それぞれの特徴と使い方など具体的に紹介します。

食洗機スライドオープンの特徴と使い方

スライドオープンタイプの特徴と使い方について紹介します。

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スライドオープン食洗機仕様の施工事例はコチラ▷▷▷

 

 特 徴 

スライドオープンとは、扉を手前に引いて開ける引き出しタイプの食洗機のことです。
ボックスタイプになっており、上から食器を入れる構造です。
そのため出し入れが楽で足腰への負担があまりかかりません。
また、スライドオープンの食洗機は1回の使用水量が手洗いの約11%で、省エネ性能の高さとランニングコストを抑えることができます。
種類も豊富で、家族の人数や調理器具に合わせてサイズの選択ができるため、エコで自由度が高いところが特長です。

 

 使い方 

slide_syunouスライドオープンの食洗機は、上カゴ、下カゴ、小物入れに分かれており、それぞれの場所に食器を納めることができます。
上カゴはグラスや小鉢、下カゴは皿や茶碗、小物入れにはお箸やスプーンなどカゴに合わせて収納します。
食器を綺麗に洗浄するためには、食器同士の間隔を均等にして、汚れがスムーズに落ちるようにバランス良く入れることがポイントです。
食器の底に水が溜まらないように、少し傾けてセットするのがコツです。

 

 

 ミドルタイプ・ディープタイプの違い 

スライドオープンの食洗機には、容量が違うミドルタイプとディープタイプの2種類があります。
ミドルタイプは、家族の人数4〜5人分、ディープタイプは5〜6人分が目安です。
しかし、最も重要なのは家族の人数よりも食器や調理器具の大きさで選ぶことです。
大きい食器が多く、調理器具も一緒に食洗機で洗いたい場合にはスペースが必要になります。
ある程度のスペースが必要であれば深さや幅にゆとりがあるディープタイプを、一般的な食器だけを洗う場合にはミドルタイプがおすすめです。

 

食洗機フロントオープンの特徴と使い方

フロントオープンタイプの特徴と使い方について紹介します。

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フロントオープン食洗機仕様の施工事例はこちら▷▷▷

 

 特 徴 

フロントオープンとは、前扉を90℃に開きカゴを引き出す前開きタイプの食洗機のことです。
スライドオープンのように箱状ではなく周囲に隔たりが無いので、どの角度からでも食器が入れやすく、大きな鍋から特殊な形状の食器まで入れることができます。
食器や調理器具の種類を選ぶことなく、収納点数の多さと自由度の高いところが特徴です。
大きい調理器具や大量の食器を一度に洗浄できるため、まとめて洗いたい方や大勢の家族がいるご家庭に適しています。

 

 使い方 

mieleフロントオープンの食洗機は、スライドレールで手前いっぱいまで引き出せる、フラットな上カゴと大皿やフライパンなどの大きな調理器具も収納できる下カゴで構成されています。
上カゴ、下カゴどちらから食器を入れ始めても、上カゴをスライドさせることができるため問題なく使用することが可能です。
食洗機に入れていく順序を気にせずに、収納ができるためストレスなく使用できます。

 

 

スライドオープン食洗機とフロントオープン食洗機のポイント比較

スライドオープン食洗機とフロントオープン食洗機を、それぞれのポイントについて比較していきましょう。

 収納点数・庫内容量 

スライドオープンは、フロントオープンに比べると収納数は劣りますが、家族5人分程度の食器なら問題なく使用できます。
ミドルタイプなら収納点数は約40点、ディープタイプなら約48点程度です。

一方、フロントオープンは、かごの形状に制約されにくいためスライドオープンより収納力があり、大型鍋や特殊な形状の食器も丸ごと対応することが可能です。
フロントオープンの収納点数は約56点程度です。

 

 食器・調理器具の入れ易さ 

スライドオープンは、ボックスタイプになっているため食器を入れる際、体をかがめることなく入れることができます。
しかし、下カゴから上カゴへ順番に入れていく構造になっているため、入れる順番を考える必要があるのです。
大きな調理器具は庫内容量が小さいため、入れにくかったり入らないこともあります。

一方、フロントオープンは、上下2段のスライド棚で構成されているため、縦からでも横からでも食器が入れやすくなっています。
食器を入れる順番を間違ったとしても、後から入れることも容易にできるので、順番を考えなくても大丈夫です。
しかし下カゴの端に大きな皿を入れた場合など、カゴからはみ出し閉める時に本体と緩衝する可能性があるので注意が必要です。
フロントオープンは、鍋やフライパンなどの大きな調理器具も下カゴに垂直に入れることが可能で丸ごと洗えます。
また、フロントオープンは下カゴに入れる場合、体をかがませる必要があるので足腰へ負担がかかるでしょう。

 

 使用可能な洗剤 

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▲Miele製食器洗い機の洗剤自動投入AutoDos

食洗機には、専用の洗剤を使用する必要があります。
スライドオープンに使用できる洗剤は、粉末タイプ・ジェルタイプ・タブレットタイプが使用可能です。
一方、フロントオープンは粉末タイプのみが推奨されています。
ジェルタイプは垂れてしまい、タブレットタイプは下に落ちるため不向きなのです。

 

 

 

 

 

スライドオープン食洗機とフロントオープン食洗機の設置条件

食洗機を設置する場合、一般的にはキッチンのキャビネット部分やシンク下に設置します。
設置する条件は、キッチン天板の奥行や高さなど空間のサイズによって設置可能な機種が変わります。
リフォームの場合、スライドオープンからフロントオープンに交換も可能でその逆も可能です。
スライドオープンのミドルタイプからディープタイプへの変更など新しい食洗機の方が大きい場合は食洗機下の収納は使えなくなります。
キャビネット部分に設置する場合のサイズの目安は、キャビネット幅が45cm以上、天板奥行が60cm以上、高さ75cm以上が必要です。
新たに食洗機を設置する場合やリフォームで入れ替える場合の目安にしましょう。

 

まとめ

ビルトイン食洗機はスライドオープンとフロントオープンの選択に迷いますが、どちらが良いかは使い方次第です。
食器だけを洗うのか、調理器具も洗いたいのか、使いやすさの違いもあります。
食洗機も各メーカーが様々な製品を販売しているので、自分に合ったタイプを選びましょう。

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