食洗機ミーレの魅力に迫る!メリットデメリットをご紹介

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食洗機ミーレの魅力に迫る!メリットデメリットをご紹介
水廻り
2021年8月13日
今回は住宅の設備関係の中でも家事の要であるキッチン設備、ここ数年でぐっと採用率が上がった食洗機の中でも人気の高い「ミーレ」の食洗機についてご紹介させて頂きたいと思います。
新築、キッチンのリフォームをお考えの方へキッチン選定に当たって食洗機なんて贅沢品と思われてる方、国内メーカーとの違いはどうなの?とお悩みの方、また出来るだけ家事の負担・水道光熱費の負担を抑えたいワーキングママさんであれば特に参考になるとおもいますのでご一読して頂けたら幸いです。

話題のミーレ その人気の理由は?

これから新築を考えてる方や、キッチンのリフォームを考えてる方なら「ミーレの食洗機」については一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ミーレは実はSNSで話題になる20年ほど前から日本でも販売されています。キッチンへの食洗機の導入がスタンダードになってきた5年ほど前から、段々と名前が浸透してきており、ミーレを選ばれる方も増えてきました。

ミーレの食洗機が人気になったのは、なんと言ってもその容量です。
国内メーカーは最大でも1度に8人分の食器を洗えるものですがミーレは45cmサイズで9人分60cmサイズなら14人分の食器が一度に洗えます!
国内メーカーはほぼドアが引き出しタイプのビルトイン食洗機のため、どうしても容量が少ないのですが、ミーレは全てフロントオープンタイプなのでラックが2段~3段の高さでたっぷりと容量が取れます。また、昨今はアジア向けに箸やどんぶりも設置しやすい専用バスケットのモデルが出たことで、一気に日本での人気に火がつきました。大容量ミーレ今の時代夫婦共働きが多いので、4人家族なら夜に朝分、昼のお弁当箱までまとめて洗えてしまう容量は魅力的です。また、大きなお鍋やフライパンもバスケットの調整で、そのまま入るので洗い物が一度で済んでしまうのです。しかも、国内メーカーではどこも汚れのひどい食器や鍋等は食洗機に入れる前に下洗いをしてから入れるように推奨していますが、ミーレの食洗機食器の汚れを自動的に判断して温度などを調整するプログラムがあるため、食洗器内の水の汚れを認識して適切な洗浄温度や水量を調節してくれます。逆にこびりついた油汚れや、米粒等は下洗いしないことでセンサーが汚れを感知してしっかり洗浄するシステムになっているんですね。

そして、さらに人気なのがデザイン性。もともとあるカラーの他にドア材を用意することでキッチン全体の調和が取れるのでデザイン性を重視するキッチンをご希望する方にはとてもおすすめです。
国内メーカーのシステムキッチンでも違和感なく組み込める所デザイン性に優れた商品だからこそSNSで発信したくなるのでしょうね。
機能はランクによって多少の違いがあります。標準でも充分な機能がありますが、ランクが上がると洗浄プログラムがさらに細分化されたり、省エネ機能、洗剤が自動で投入される機能などが付きます。

miele

また、ミーレは故障頻度も国内メーカーに比べると少なく、モデルチェンジでの部品供給の終了で修理不能等はないのですが、1つデメリットとして、海外製の為、部品交換が出た場合は輸送費用もかかるため修理代金は高額になる傾向があります。

価格についてはミーレのサイズ、ドア材の有無で本体が35万円~70万円、別途取り付け工事費が5~10万円かかります。
国内メーカーだと取り付け費用込みで20~30万円なのでやはり値段は少し高いですが、容量や、下洗い不要とできるだけ家事の負担を減らしたい方には価値のある商品だと思います。

 

 

既存システムキッチンに入れ換え可能なの?

既にシステムキッチンが発売されてから30年以上たっていますが、食洗機がシステムキッチンに組み込まれ始めたのは1988年頃いまから40年ほど前になります。20年くらい前までは高級品で一般家庭での普及率はそこまで多くはなかったのですが、共働きなど生活スタイルの変化や、省エネが当たり前になってきた中、今ではシステムキッチンを入れる家庭の80%は食洗機を採用されています。
ミーレは、既存のシステムキッチンにも入れ替え可能なのか?とよく聞かれることがありますが、既に食洗機が組み込まれているキッチンの場合はスペースと200v電源が確保できればミーレへ入れ替えることが可能です。注意する点としては、キッチンと背面との有効寸法が750以上ない場合は、ミーレのドアを全開に出来ない為、施工できない可能性があります。
ミーレはフロントオープンのドアのため扉を全開できる正面のスペースが確保できれば、幅は45cm、奥行きは58cmで国内メーカーのシステムキッチンであれば大体入れ替えることができます。60cm幅のものは、収納部分を潰して入れられないこともないですが、給排水の追加配管が必要になる可能性もあるので20年以上お使いのシステムキッチンの場合はシステムキッチンごとの交換の方が費用を抑えられるでしょう。ミーレ食洗機組み込み
ミーレの電圧は200vとなる為今までの食洗機はほぼ100vの為取200vの電源に交換する必要があります。
新築、キッチンごと入れ替えの場合は、クリナップ、LIXIL、タカラスタンダード等大概のメーカーのキッチンに取り付け可能ですが、注意点としてメーカーによって入るサイズが限られてしまうことと、食洗機だけ材工共に別発注になる場合があります。

 

 

 

 

ミーレ食洗機のメリット・デメリット

ここまでの内容でも少し触れながらお伝えしましたが、ミーレの食洗機のメリット、デメリットを分かりやすくまとめてみました。

 

 メリット

<一度に洗える容量が多いので省エネに>

省エネ、省コスト冒頭でお伝えした通り、子育て世帯の共働き夫婦の場合は食器の量も多く、一度に2~3回分の食器を洗えて下洗い不要だと、毎食食洗機を回した場合に比べると電気代、水道代が1/3ですむことは大きなメリットです。
デメリットであるイニシャルコストの高さも、使用回数を考えると充分元がとれます。

 

<静音性は抜群、寝ている間に食器洗い完了>

静かで睡眠を邪魔しない海外製の食洗機は日本製に比べると運転時間が長いです。エコモードの場合は消費電力、水量が抑えられるのですがその所要時間は驚きの三時間半。理由としては、海外では一日の最後に使った食器を洗うのが一般的な為、使ったらすぐ洗うという日本のスタイルとは違うからです。
だからこそ、静音性はとても高く、ミーレの食洗器は40dBと図書館や深夜の住宅街位の音の大きさです。なので、夜エコモードで運転すれば寝ている間に電気も水道も少なめなモードで朝には洗い終わっているのでとても効率的です。

 

<モデルチェンジが少いため万が一の部品交換も安心>

部品交換可能デメリットで修理費用と納期に触れましたが、ミーレはそもそも故障が少ないのも人気のひとつです。
日本製の設備器具は10年以内に部品供給が終わってしまい、部品1つ交換すればなおるのに、修理部品が無いため新品へ交換。ということが多いです。
ミーレは15~20年は部品供給があるので、部品交換での修理対応が可能な為長く使えると思います。

 

 デメリット

<価格が高い>

価格が高いミーレの商品はどれも基本的に値引きはありません。かつ、別途取り付け費用がかかるため国内メーカーの食洗機に比べると2~3倍のイニシャルコストがかかります。
また、他社メーカーとの違いでもある洗浄力の為にメーカー純正の洗剤を使う必要があります。
純正のタブレット洗剤はホームセンターやドラッグストアーでは入手できなく、メーカーや代理店経由での購入となるのですが60回分で約3700円と少し高めなことがネックです。また、庫内を清潔に保つ為に定期的に純正のリンスも購入する必要があります。

<修理の時間、費用がかかる>

修理に時間がかかる元々ミーレは20年使えるように耐久性などを設計されていますがやはり電気製品なので故障はあります。特に10年前の製品に比べると機能が充実した分、現在のトイレの温水洗浄便器や高効率給湯器がそうな様に、電気関係の故障が今後増えるのではないかと思います。ミーレの食洗機は故障した場合はメーカーのメンテナンスが対応しますので、町の水道屋さんでは修理できません。
もし部品交換が必要になった場合、国内に在庫がある部品ならばいいですが、ドイツより取り寄せとなると納期が1ヶ月程と輸送費がかかるため、修理の内容は簡単でも5~10万円かかる場合があります。

<屈まなければいけないフロントオープン仕様>

フロントオープンこちらはミーレのアピールポイントでもあるフロントオープンのドアは引き出しタイプに比べると容量はあるし、食器の出し入れもとてもしやすいのですが、60代以上の方にはあまりおすすめしません。なぜなら年齢を重ねると、膝を曲げての動作が難しくなってくるのでミーレのドアのタイプだと腰を屈めたり、膝を曲げての動作を必要とするため、折角食洗機を入れても高齢者の場合体に負担がかかってしまいます。なおかつ、60代を過ぎると子供も独立し、洗い物の量も少ないためそもそもそんなに容量を必要としない為、結果として小型食洗機に比べると電気代や水道代が高くついてしまう可能性もあります。

まとめ

今回はドイツ製食洗機ミーレについて、ご紹介させていただきました。
大容量で1度に大量の食器を洗えるミーレは、イニシャルコストはかかりますが、忙しい共働き世帯にはぴったりの食洗機なのではないでしょうか。子育てや家事をしたり、仕事をしたり…と1日を忙しく過ごされる方には少しでもゆっくりと過ごす時間が必要です。
また、故障の少なさを見ても、お子様が大きくなるにつれて教育費や食費等増えていくものが多いので、住宅のメンテナンス費用を抑えられるという面でも子育て世帯への採用をお薦め致します。
ぜひこの機会にご検討されてみてはいかがでしょうか?

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