代表ブログ

売りは何だ?
2012年8月25日 (土)



昨日ABCマートで新しい靴を購入しました。
見た瞬間に驚きの靴です。
デザインはよくあるパターンですが、「COOL SYSTEM」という涼しい靴です。
裏側と中敷きが通気口が沢山ありスカスカなのです。
夏のこの時期だけではなく、ビジネスマンは皮靴を履きっぱなしだと足が蒸れて、匂いや水虫の原因に
なりますね。
しかし、この靴だと大丈夫!
凄くないですか?
デメリットもあります。雨の日はベチョベチョになるらしいので注意が必要ですが画期的であると思います。
このように商品が尖がっていれば多少のデメリットがあってもなんのその。
ガンガン売れると思います。
私たちリフォームの世界では、商品は建材や住設メーカーの商品を使い、現場で工事します。
もちろん、どこの会社でも取り扱える場合が多いので商品で差別化するというのは難しい現状です。
どうしても価格勝負になってしまうのが現状です。
しかし、建築工事は、工事業者の品質やCSに対する方針や社員のレベルで大きな差が出てきます。
実際には、ご注文をいただいてから工事し、完成して初めて商品になるのですから、一連のプロセス
全体が商品ということにもなりますので実際には価格意外にも大きく変わります。
また、まだまだレベルの低い業界ということもありますし、建築業界に優秀な人材が集まりにくいということも
あるでしょう。
ですから、私たちは何で勝負をするのかを明確にする必要があります。
「涼しい靴」のように商品だけで売れてしまうような現実がないのであれば何で勝負するのか?
やはり、お客様対応ですとかサービスの部分で勝てなければいけません。
今までリフォーム業界は、かなり遅れていましたので、当たり前のことを当たり前にできるだけで他社よりも
抜きに出ることができました。
しかし、そこからさらに先に出るには・・・
「何を買うかよりも誰から買うか!」で選ばれる人材集団でなければいけません。
オリバーの社員一人一人においても、沢山の工事をさせていただいて、忙しい中で重要なことを
忘れないように日々自分自身の方針やあり方についてメンテナンスする必要がありますね。
お客様に支持される自分であるのか?
お客様の評価は待ったなしです。
目の前にいるお客様お一人すら満足させられない人間に、次のお仕事をいただく資格はありません。
常に一期一会の精神で自分自身のサービスや対応を商品と考えて頑張っていくことが私たちの
戦い方です。
私が靴屋さんで「これはいい!!」と目をみはったように、「ここはいい!!」と思われる会社でありたいと
強く思います。

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