代表ブログ

プラスアルファーの努力
2007年6月28日 (木)



先日読んだ本の中に「20代にやるべきこと・30代にやるべきことをしっかりとやり40代に実った果実を享受できればよい。」的な内容があった。
とても納得できる考え方であると思う。
最近、当たるビジネスや成功するためのテクニック的なノウハウが氾濫している。
私も好きで結構そんな本を読んだり学んだりもしているが、小手先の技術・テクニックでは人生の長い道の最終ゴールへ到達することはできないと思っています。
私たちは自分の業界の専門家になる必要がある。その深い知識と見識があって初めて人のお役に立つことができる。ビジネスマンとしても成熟していく必要がある。
若いうちは両稽古を徹底的にする必要があると皆さんおっしゃる。だからといって、ただ毎日仕事に追われて与えられた仕事をこなしているだけでは人間全く成長は無い!
なぜならばそれは「作業」でしかないから。
日々自分自身を成長させるために勉強する必要がある。また、自分自身を高めていくために常に高い目標に挑戦する必要がある。
人生はを成長させるためには自分の余暇の時間に何をするかで決まるという人が多い。自分を成長させるためにほんの少しでも努力するための時間を習慣的に使えるかどうかが重要ですね。
今日、うちの若い衆にこんな作業をさせました。
「電卓で1.1を10回掛けろ! 1.1×1.1×1.1×・・・・・・」
「いくつになった?」
「2.59です!」
「次に電卓で1を10回掛けてみろ! 1×1×1×・・・・・・・」
「いくつになった?」
「1です・・・・・・」
2.59まで成長した人間は元々の1のままの人と比べて同じ1.1努力しても0.259成長する。
1の人は0.1しか成長しないのでその時点で10乗も差がついてしまう。
日々のちょっとした努力の積み重ねでしか人間成長していくことはできないだろう。
きっと世の中で活躍している人は1.2も1.3も努力を重ねた人なのであろう。
近道は無い。

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