代表ブログ

プロの指導法
2007年9月5日 (水)



今日は富山本物研究所の講演会を開催いたしました。
講師はバスケットのBJリーグで地元富山のプロチーム「富山グラウジーズ」の監督である福島雅人さん。私たち富山本物研究所の趣旨にピッタリの第一線で活躍されるプロの監督である。
主に監督業から学ばれまた、実践されている指導論や組織論についてご講義をしていただいた。
私個人としても久しぶりにハートに刺さるお話をお聞きできた感じでかなり深く聞き入ってしまいました。プロスポーツの世界は大変シビアな世界です。重要なのは選手一人ひとりが100%の力を発揮できるかどうかであり、そのために100%の努力をさせられるかどうか!と福島監督。
超一流の選手になるためには100%の努力を継続していきその上で且高みを目指して努力をしていける人であるとのこと。
偶然いい結果が出て優勝する人、また、たまたま勝手しまうこともあるらしい。しかし、そんなものは成功でも何でもなく、自分自身が積み重ねてきた努力が100%発揮された上でどのような結果になるのか!いわば優勝することや大きな成果が出ることは単なる副産物らしい。
うーん!流石にかなり、レベルが高い。
また、指導者としては常に模範を示すこと。常に率先して実践すること。指導者の発言や言動は大きな影響力があるので責任を持たねばならない。
そして指導者の役割は
1、選手の育成をすること
2、チーム(組織)を育てること
3、組織や個人を成功へ導くこと
具体的に言うと
1、選手の人格をどう磨くか
2、チームにポジティブな価値観・考え方を教える
3、模範を示す(まずは自分がこうあるべきだ!と示す)
事らしい。
福島監督のお話をお聞きしていた私自身は会社の社長という役割で社内全体に責任は持っているものの、指導者として会社のため、選手(社員)のためにレベルの高いプライドや誇りを持ち続けて指導出来ているかということについて真剣に考えさせられた。
指導とはまさに「生きざま」であり「生き方」であると感じた。
とても素晴らしいお話をしていただけた福島監督に感謝するとともに、地元富山の「グラウジーズ」の今後の活躍を応援していきたい。

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