代表ブログ

営業という仕事②
2007年5月28日 (月)



私は大学を卒業してからづっと営業に関わった仕事をしてきました。もちろん今もガンガン営業させてもらっています。
営業とは注文を取ってくる仕事でどうしてもノルマなどでキツイ感じがしますよね!私も昔ノルマに苦しめられたり、また部下を苦しめたり経験があります。
営業とはサッカーで言うとFWであり、点数を決められないFWは存続できませんよね。
何としてでも点数を決めさせることが正しいことと考えていた時期があります。
もちろん社会に出てお金をいただいて働く以上、プロとして結果を出さねばならないことは当たり前です。それを求めることも正しいことと思います。
しかし、ここ数年、私の考えではお仕事はあとからついてくるもの。お客様に良質のサービスを提供し、常にお客様のお役に立っことを実践していればいくらでもお仕事はついて来ると思っています。
実は今日、450万円もの金額の仕事を契約をいただいてきました。このお客様は5年前に外壁の塗装工事をさせていただいたお客様。残念なことに施工不良で塗装面が剥離を起こしてしまいました。いわゆるクレームです。
本来ならば「信用して任せたのにこんなことになってお前のところなんかで2度と頼むか!!」と言われてもおかしくないところですがメンテナンスで一生懸命対応させていただきました。全てやり直したのでもちろんコストもかなりかかりました。
その結果、そのお客様はこの仕事を任せてくださいました。
決して売り込みはしておりません。
ここ最近広告を打たなくても沢山の仕事の電話をいただいております。嬉しい反面、対応できないこともあり、恐縮しております。
1件1件の仕事に対するスタンスであったり、お客様のニーズに一生懸命に応えることこそ一番の正しい営業であると考えています。我々の仕事や考え方を認めてもらえればお仕事を任せていただけることでしょう。
営業とは仕事をいただきにお客様のところに攻めに行くことではなく、お客様に「是非、しばらく待たされてでも、この人に仕事をしてもらいたい!」と思っていただけるような仕事を続けていくことであると思う。

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