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夢を持てない若者
2012年5月4日 (金)



今日の読売新聞にこんな記事が出ていました。
「夢が持てない若者」ですって。
最近の若者は、
老後の年金をもらえるのか
将来、仕事からの収入が得られるかどうか
定職につけるかどうか
などに対して8割以上の若者が不安に感じているという調査結果が出たらしい。
何を今更何を分かりきっている調査をして、新聞の1面に取り上げているのだろうか?と
滑稽にすら感じます。
今までこれだけ国家予算も赤字予算を繰り返し、国債を乱発して社会福祉や医療という名目で
じゃぶじゃぶと借金を増やしまくった上に、国の経済力も衰退し、未来に対する有効な投資も全く
打っていない国家をこれから支えていかねばいけない若者はつらいですよね。
しかも誰が道楽で考えたのか分かりませんがゆとり教育という戦わなくてもいいという教育までしてしまい、
戦う気概すらない若者を誰が導いていくのだろう?
国か?地方自治体か?会社か?家族か?
それでもなお、高齢化社会化したこの国は、次の世代のための未来投資よりも実権のある世代たちの
医療や介護に予算を手中してつぎ込み続けるのだろうか?
そんな国に憤りを感じる若手の世代の私ではありますが、経営者である自分がやるべきことは・・・
プロフェッショナルを育成すること!
代替えの利く仕事はどんどん低賃金化が進むでしょう。
自分の職の確保をするためのライバルは外国人になっていくかもしれない。
アジアの途上国の人間は月収1万円以内で生活している若者もゴロゴロいます。
既に都心部のコンビニなどのレジのアルバイトは随分外国人を見かけます。
このグローバルな時代の中、日本人だけ20万円以上を確保するというのもそもそも無理が
あるのかもしれない。
だからこそ、仕事の代替えが利かないプロフェッショナルを育成していかねばいけないし、
縁があってわが社に就職した者は、将来、喰うに困らないように厳しい教育の中、プロフェッショナルに
仕上げてやることが最大の親心であると信じます。
単純労働から複雑な知能労働へと進化していかねばいけない。
すぐにはできなくても高見を目指して1歩づつ。
時間は有限。しかし、可能性は無限にある。
どこに向かって進んでいくのか、国家も企業も個人もビジョンが必要であろう。
若者たちもしっかりと目標を定めて戦っていかねばいけません。
こんな時も集団意識を働かせて、「みんなで渡れば怖くない」とは言っていられない。
世の中、最後は人生自己責任。
不安に感じるがままに不幸な老後を送るもよし。
自分で努力して実りある老後を迎えるもよし。
人生努力した以上にも努力した以下にもならない。
国や社会に依存せづに、自立した戦う社会人になってもらいたいと思います。
そもそも、我々は周りの人間と戦うのではなく、幅広い目で見ると、韓国や中国など
海外の人間と戦わねばならない!
我々はチームジャパンのメンバーであることを忘れてはいけない。
私たちがもっといい国、いい世の中にしていきましょう。
最後に、先日の会社説明会のアンケートに質問があったのでここで。。
小川のプロフェッショナルの定義とは・・・
「一つの専門分野に対して、より深く、より広い知識や技能を習得していて、また独自の哲学や信念を有し高い目標にチャレンジし続けられる者」
といった感じかな。
長くなりましたが、無責任なマスコミに憤りを感じる小川でした。

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