代表ブログ

就職活動は生き方について考えること
2012年5月11日 (金)



今日の富山はすこぶる寒い一日となりましたね!
なかなか私の咳もよくなりませんが寒いせいかワインの飲みすぎかが分からない今日この頃です。
さて、今日も採用活動の合同面接を2回開催しましたが沢山の学生さんとお会いすることになりました。
志望のしっかりしている人。
また、根本の部分でしっかりと決まっていない人。
人それぞれです。
オリバーでは筆記試験を行っておりません。
これは、学力よりもその人の人となりを重要視するために面接に力点を置いているからです。
とは言っても、決して学力はどうでもいい訳ではなく、基本的な学力や能力がどれほどあるかは、
会話の内容、履歴書の文面、などである程度判断できるということもあります。
油断してはいけませんよ(笑)。
選考の良し悪しとは別の話で、男性で気になる学生が。
人柄もよく、なかなか面白く、将来性もありそうなのですが、明らかに、自分人生についての
考えが足りていない。
安易に考えているということがあります。
まぁ、これからだと思いますが(笑)。
それは彼が悪いのではなく、「これからの人生の生き方」について誰も教えていない世の中が
悪いと思います。
人生はすべて自己責任。世の中すべて自己責任。
最悪の状況を考えることも必要かもしれないね。
競争も厳しいこの時代に、本来であれば「どうやったら競争に勝つことができるのか?」とか、
「競争に勝つために必要なスキルや能力」などを会得してくるのが学生時代であると思います。
しかし、人生の目的が「ハッピーに生きること」と思ってしまうのは非常に楽観的であると思います。
楽してハッピーが得られるのは、一部の特権階級くらいでしょうか。
何故、働かねばいけないのか?
職業とはなんぞや?
社会人としてどんな仕事人生をおくりたいか?
その結果どんな自分になりたいか?
本気で考える必要があります。
この平和で豊かな今の日本は、歴史上極めてまれな瞬間であり、永遠に続く状態でもありません。
人間は都合の良いもので、今の平和も一生続くかのごとく錯覚してしまうのも事実であるかもしれませんが。
もちろん、これも戦後の日本の先人たちが苦労して努力して作ってきた恩恵であると思いますが。
バブル経済の頃から「努力」することを日本人は忘れてしまったのだろう。
生き残りをかけて競争する意欲すらなくしてしまい、またそんな雰囲気を当たり前にする集団意識を
生んでいるのだろうか。
今の風潮は遅かれ早かれリセットし、地道に努力ができる日本人に戻らなければいけませんね。
個人的には私は情熱をもって仕事に取組み、仕事を通じて沢山の人のお役にたち、
住まいを通じて、世の中に生きた証を残したいと思います。
そんな本気で働く父親の姿を子供に見せることが、一番の教育であるとも思っています。
本気の父親が子どもから見て一番かっこいい父親であると信じます!
自立すること!自分の実力で逞しく生き抜けること!
大変ではありますが、社会人ですからね。
きばらにゃいかんわね!
社会人になるための腹を決めねばいかんよね。
それでは。

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