代表ブログ

加賀百万石の衝撃
2010年12月5日 (日)



久しぶりに天気がよい日曜日です。さて、今日はどこに遊びに行こうか?
週末ごとに行き先に困るのですが、結局親の行きたいところに。
昨年もチャレンジしましたが、子供がぐずって仲間で見れていなかった金沢城まで足を延ばすことに。
うちの嫁は松嶋なな子の大ファンで「利家とまつ」に首ったけになっていただけにすんなりと。
それにしてもいつ見ても凄いですねぇ。
この50間長屋。
こんなに勇壮で美しい長屋は日本全国探しても他にはないのではないでしょうか。
今もまだ、修復工事中の様で残念でしたが、全て修復が終わったらまた来たいですね。
50間長屋の内部に潜入。これは見事やわ!
私の様に建築に携わっている人間であれば、尚更ですが、そうでない人が見ても、この木造建築物は凄いですね。
これでけの昔ながらの伝統工法を今現在施工された職人さん達も流石ですね。
誰がやったんやろ。
床がビス止めだったのは残念ですが。
これは金沢城だけに使われているナマコ壁なるものの構造。
これも施工できる人は日本にほとんどいないらしいですね。
いい技術が失われてしまうことは残念ですよね。
まぁ、一般住宅でここまで手間暇かけてやることは皆無ですがね。
これまた金沢城だけに使われている鉛瓦。
変わった瓦だなぁと外観から眺めていましたが、どうやら、木材に鉛版を加工して巻いてあるという。半端じゃありませんね。
何でも銃弾にも耐えられるように焼瓦にしなかったとか。
今年も全国色んなお城に行ってきましたが、要塞としての規模で言うと、金沢城は天下の名城の一つと言えますね。
天主閣こそ、落雷で随分昔に消失してその後再建されていないらしいですが、加賀100万石の力を感じるには十分でした。
前田利家恐るべし。
城の廻りのお土産屋さんめぐりも面白かったなぁ。
【今日の気づき】
お城の再建ではコンクリート化が進んでいるが、金沢城の様に、
伝承された技術も併せて活かし再建することが、本当の観光地としての見どころになる
金沢の取り組みはすばらしい

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